ティーポットで変わる紅茶の味と香り その②

前編はこちら

 

久しぶりの都内徘徊でぐったりと疲れた妻と私。

 

ひとまず下した結論はというと、、、

 

 

 

私「どう?」

妻「うーん」

私「ノリタケの業務用にしようよ。使いやすそうだし間違いないと思う」

妻「そうね、そうしよう。」

 

それから数日後、開店準備を進めながらノリタケを扱う問屋さんとコンタクトを取り取引条件の打ち合わせなどを進めていると

 

📞📞📞

日頃お茶に纏わる様々なご指導をいただいているT女子からの着信が

 

T女史「もしもーし、花水くんお店の準備進んでる?」

 

私  「今、お店で使うティーポットの選定してまーす」

 

T女史「あらそう。ティーポットは素材によって味と香りに結構違いが出るからちゃんと確かめてから決めたほうが良いよ」

 

私  「抽出用のポットじゃなくて提供用のポットでもですか?」

 

T女史「そうよ。やってみなさい」

 

えええぇ!

緑茶用急須で萬古焼と常滑焼の急須による味の違いは認識していましたが、

提供用ポットでも味の変化があるとは思っていなかった私。

 

私 「T女史からポットテストしたほうが良いって言われたからやってみよ」

妻 「ホントに違うの?」

私 「提供用だからそんなに変わらないと思うけど、まあやってみようよ」

 

半信半疑ではありましたが以下の内容で提供用のポットのテストを行うことに

 

⓵標準的な茶葉をガラスのティーポット(iwakiのジャンピングティーポット)

 

②もうひとつのガラスのティーポットに全量移す

 

③予め予熱しておいたティーポットに注ぎ分け、5分おいてからティスティング

 

 

最初に試したのは

 

A:Iwakiのジャンピングティーポット

B:白山陶器のS-Line

C:ZERO JAPAN のユニバーサルティーポット

 

結果は、、、

妻 「、、、、、」

私 「、、、、、」

 

私 「違うねぇ、、、」

妻 「、、、うん、ちょっとびっくり」

 

  「BもCも香りが全部飛んじゃってる」

 

私 「そうだよね。このなかだとガラスのティーポットが一番だね」

 

あまりの違いにちょっと意識がとび気味の妻と私。

我が家には他のティーポットもいくつかあるので翌日改めて

他のポットでも試してみることに。

 

 

その③へ続く