

燻製ほうじ茶
Whisky Oak & Peat
80g 900円(税別)
ウィスキー樽のチップとピート(アイリッシュウィスキーの香り付けに使用される泥炭)をブレンドしてスモークをしたほうじ茶です。
どっしりと重厚な香りで特に男性に人気の高い商品です。
焼酎やラムの燻製ほうじ茶割りや、
燻製ほうじチャイなど香りを活かしたレシピをお楽しみいただけます。
燻製ほうじ茶
Sakura
80g 900円(税別)
日本人になじみの深いさくらのスモークウッドでスモークしたほうじ茶です。
透明感のある香りは、女性にも人気があります。

水戸の有名洋菓子店パティスリーKOSAIのオーナーシェフ 小齋俊史氏は、
茨城スイーツフェア2015のテーマ「お茶」を使った洋菓子のアイデアで悩んでいた。
通常の緑茶では香りが弱く使えない…
紅茶も良いが、ピンとこない…
抹茶はそもそも茨城では生産していない…
ほうじ茶はいけそうな気がするが、もう一歩何か…
そこで小齋シェフはとある茶農家に電話をかける。
それが長野園の花水理夫だった。
「花水くん、ほうじ茶を使ったケーキを作りたいんだけど、今の商品だとちょっと香りにパンチがない、京番茶みたいなスモーキーな香りのほうじ茶は作れないだろうか?」
花水は思った(京番茶みたいなスモーキーな香りか…そうだ!一時期キャンプではまっていたスモーカーが家にある、それで燻製したほうじ茶を試作してみよう!」
「小齋さん、いいですね。家に小さなスモーカーがありますのでウッドを何種類か使って試作してみますよ」
やってみるとは言ったものの、そこまでスモークに関する経験があったわけではない、花水はまずスモークウッドを何種類かネットで購入、
スモーク料理の本も購入して試作に挑んだ。
最初の試作はほうじ茶自体がコゲてしまい失敗。
その後 何度も挑戦し、熱源と茶葉との理想的な距離がわかった。
そして何種類も試して提出したサンプルの一つが「Whisky Oak & Peat」だった。
世の中にないものでも果敢に挑戦してみる。
そのマインドは花水のこんな一言に現れている。
「人に何か相談されたら、それはその人に「こいつならできるかも」って期待されているって事だと思うんですよね。その期待に応えれば今まで自分が出来なかった事が出来る。なんかワクワクしませんか?」
この燻製ほうじ茶を使った洋菓子で小齋シェフは茨城スイートフェアで準グランプリを受賞。
その後、2016年春には首都圏6店舗の三越伊勢丹で燻製ほうじ茶が販売される事となった(現在は販売していません)
マイナーな茶産地の小さな茶園でも、可能性は無限大だ。
その挑戦の結果の燻製ほうじ茶を是非あなたに味わってほしい。